本ページの掲載する制度の記載は、厚生労働省および各市区町村・都道府県の公表内容にもとづきます。

出向く必要があるか、書類で済むか

補装具費の決定は、身体障害者更生相談所等の「判定又は意見」にもとづきます。神奈川県は「補装具の種類によっては、当センター福祉課の判定が必要です」とし、同時に「当所の判定が不要な補装具もあります」としています。つまり、種目によって本人が出向くかどうかが変わります。

本ページは補装具費の支給についての手続きの一般的な整理です。病気・症状・治療については扱いません。またどの補装具が必要かの判断は、医師の意見書と身体障害者更生相談所等の判定によります。本サイトが対象になるかどうかを判断するものではありません。判定の要否・様式・窓口・負担の上限は市区町村および都道府県ごとに異なります。お住まいの市区町村の障害福祉担当課にご確認ください。
このページの内容
  1. 2つの決まり方
  2. 判定が要る場合
  3. 18歳未満の扱い
  4. 期間の見込み
  5. 状況ごとの考え方
  6. よくある取りこぼし
  7. 確認に使った一次情報
  8. よくある疑問

2つの決まり方

厚生労働省の説明はこうです。

障害者又は障害児の保護者が市町村長に申請し、身体障害者更生相談所等の判定又は意見に基づく市町村長の決定により、補装具費の支給を受ける

出典:厚生労働省「補装具費支給制度の概要」

判定と意見

内容本人の負担
更生相談所の判定更生相談所で判定を受ける出向く必要がある
書類判定(医師の意見書)意見書にもとづいて判断される出向かなくてよい

出典:厚生労働省・目黒区・神奈川県の公表内容(2026年9月10日確認)。目黒区は「東京都心身障害者福祉センターでの判定と医師意見書による書類判定」の2つがあるとしています。どちらになるかは種目によります。

判定が要る場合

神奈川県は「補装具の種類によっては、当センター福祉課の判定が必要です」としています。どの種類が該当するかは、都道府県ごとに定められています。

一般に、身体に合わせて作るもの(オーダーメイドのもの)ほど、判定が必要になる傾向があります。ただし本サイトでは個別の種目の判定要否については扱いません。市区町村の障害福祉担当課で確認してください。

判定が必要な場合は、予約が要ります。更生相談所の混み具合によって、待つ期間が変わります。

18歳未満の扱い

目黒区は「身体障害児(18歳未満)のかたは、すべて医師意見書による書類判定」としています。府中市も18歳未満は指定育成医療機関等の意見書によるとしています。

つまり、子どもの場合は更生相談所に出向かなくてよい、という扱いをしている自治体があります。そのぶん、意見書を書く医療機関の指定が別に定められています。

18歳を過ぎると、判定の仕組みが変わることがあります。愛の手帳の年齢更新と同じく、18歳は制度の切り替わり目です。更新と再認定

期間の見込み

時間がかかる工程

  1. 市区町村で様式をもらい、指定医を確認するここは数日。
  2. 指定医を受診し、意見書を書いてもらう予約と作成で1か月前後。
  3. 業者に見積書を依頼する採寸などが必要なら日数がかかります。
  4. 申請する
  5. 判定を受ける(必要な種目の場合)予約が要ります。混み具合によります。
  6. 決定を待つ決定してから製作・購入します。

「壊れたからすぐ作りたい」には向かない制度です。耐用年数が近づいたら、早めに動いてください。耐用年数・再支給・借受け

状況ごとの考え方

更生相談所に行けない

種目によっては書類判定で済みます。市区町村にご確認ください。

子どもの補装具

18歳未満はすべて書類判定としている自治体があります(目黒区)。

18歳になる

判定の仕組みが変わることがあります。早めに確認してください。

急いでいる

意見書と判定に時間がかかります。市区町村に事情を伝えて相談してください。

引っ越した

更生相談所は都道府県ごとです。転入先で確認してください。

判定の内容を知りたい

本サイトでは判定の医学的な中身については扱いません。

よくある取りこぼし

判定が要ることを知らずに買った

決定の前に買うと対象外になります。

予約の待ち時間を見込まなかった

更生相談所の判定には予約が要ります。

18歳の切り替わりを見落とした

判定の仕組みが変わることがあります。

種目の判定要否を自分で判断した

都道府県ごとに定められています。窓口で確認してください。

転居後も同じ更生相談所だと思った

都道府県ごとの機関です。

3つの制度の切り分け意見書と見積書判定が要るかどうか利用者負担と上限介護保険が優先される種目耐用年数・再支給・借受け

確認に使った一次情報

よくある疑問

必ず更生相談所に行きますか。

種目によります。神奈川県は「補装具の種類によっては、当センター福祉課の判定が必要です」とし、「当所の判定が不要な補装具もあります」としています。

子どもの場合は。

目黒区は「身体障害児(18歳未満)のかたは、すべて医師意見書による書類判定」としています。府中市も18歳未満は指定育成医療機関等の意見書によるとしています。

どれくらい時間がかかりますか。

意見書の作成と判定の予約で、数週間から数か月かかることがあります。耐用年数が近づいたら早めに動いてください。

判定で何を見られますか。

本サイトでは判定の医学的な中身については扱いません。更生相談所または市区町村にご確認ください。

判定は誰が申し込みますか。

市区町村への申請を経て進みます。まず障害福祉担当課にご相談ください。

補装具費の支給ガイドの記事一覧

一次情報の確認先

本ページの前提となる制度・統計は、以下の公的機関等の公表情報で確認できます。最新の内容は必ず各機関の公式ページでご確認ください。

関連する情報サイト