本ページはアフィリエイト広告を利用しています。掲載する制度の記載は、各市区町村の公表内容にもとづきます。

受診票が使えなかった日の分は、あとから戻せることがある

母子健康手帳と一緒に受け取る受診票(受診券)は、その市区町村と契約している医療機関でしか使えません。里帰り先や県外で受けると、窓口で全額を払うことになります。多くの市区町村は、この分をあとから戻す仕組み(償還払い)を用意しています。ただし期限があり、予防接種にいたっては「接種する前」に申請しておかないと戻りません。

本ページは出産前後の手続きについての一般的な整理です。助成の有無・上限額・回数・申請期限は市区町村ごとに異なり、年度ごとに改定されます。また病気・症状・治療については扱いません。実際の手続きは、お住まいの市区町村の担当課(母子保健・保健所)にご確認ください。
このページの内容
  1. 戻るお金の地図
  2. 健診と予防接種で扱いが違う
  3. 窓口は3つに分かれる
  4. 捨ててはいけないもの
  5. 状況ごとの入口
  6. よくある取りこぼし
  7. 確認に使った一次情報
  8. よくある疑問

戻るお金の地図

出産の前後で「あとから戻る」おもな手続き

制度だれが実施しているかいつのこと
妊産婦健康診査費用の助成市区町村妊娠中〜産後
新生児聴覚検査費用の助成市区町村生まれた直後
定期予防接種費用の助成市区町村(保健所)生後〜就学前
未熟児養育医療給付市区町村入院中
産後ケア事業市区町村おおむね産後1年未満

いずれも市区町村が実施主体です。だから、対象・上限額・期限は住んでいる場所で変わります。隣の市の記載をそのまま当てはめないでください。

健診と予防接種で扱いが違う

ここを取り違えると、戻るはずのお金が戻りません。

あとから申請できるか、先に申請しておくか

妊婦健診・新生児聴覚検査定期予防接種
受ける前の手続き要らないのが通常要る(予防接種実施依頼書)
申請のタイミング受けたあと受ける前に依頼書、受けたあとに費用の申請
依頼書が無いとどうなるかそもそも定期接種として扱われないことがある
期限の例出産日から1年以内(目黒区・墨田区)接種日から1年以内(千代田区)

出典:目黒区・墨田区・千代田区の公表内容(2026年9月10日確認)。取り扱いは市区町村ごとに異なります。

千代田区は「必ず予防接種を受ける前に千代田保健所健康推進課感染症対策係へ申請をしてください」と書いています。接種してから相談しても、間に合わないということです。里帰り先での予防接種

窓口は3つに分かれる

同じ「子どものこと」でも、担当する課が違います。電話を1本かけて全部が済む、という形にはなっていません。

聞く相手を間違えないために

健康保険が関わる部分については、市区町村の窓口では答えが出ません。加入先に聞いてください。

捨ててはいけないもの

償還払いの申請で、いちばん多くの人がつまずくのが書類です。特に見落とされるのが「未使用の受診票」です。使わなかったのだから捨ててよさそうに見えますが、目黒区も墨田区も、必要書類として「未使用の受診票」を挙げています。

里帰り先で受診したら取っておくもの

領収書は原本を求める市区町村と、コピーでよい市区町村があります。先に窓口で確認してください。

状況ごとの入口

里帰り先で妊婦健診を受けた

償還払いの対象になることが多い制度です。領収書と未使用の受診票を残してください。→ 里帰り先の妊婦健診

生まれた病院で聴覚の検査を受けて、自費で払った

妊婦健診とは別の助成として整理している市区町村があります。新生児聴覚検査

里帰り先で予防接種を受けたい

受ける前に依頼書の申請が要ります。順番が逆になると戻りません。→ 里帰り先での予防接種

入院が続いて、接種の対象年齢を過ぎてしまった

特例の仕組みがあります。ただしこちらも接種の前に申請します。→ 対象年齢を過ぎたとき

小さく生まれて入院になった

未熟児養育医療給付という制度があります。意見書は医師に書いてもらいます。→ 未熟児養育医療

産後に休める場所を使いたい

利用の前に申請が必要で、多くの市区町村が「利用日の14日前まで」としています。産後ケアの申請

そもそも、いつまでに出せばいいのか知りたい

期限だけを並べたページを用意しました。期限だけの一覧

よくある取りこぼし

未使用の受診票を捨てた

必要書類として挙げている市区町村があります(目黒区・墨田区)。

予防接種を先に受けてしまった

依頼書が要る市区町村では、あとからの申請を受け付けないことがあります。里帰り先での予防接種

「1年以内」の起算日を勘違いした

健診は「出産日から」、予防接種は「接種日から」と、起算点が違います。期限だけの一覧

引っ越したあとに気づいた

受診日に住民票があった市区町村が窓口です(目黒区は「健診の受診日に住民票が目黒区にあること」)。

市区町村の窓口に健康保険のことを聞いた

出産育児一時金などは加入している健康保険の給付です。市区町村では扱いません。

戻るお金の地図里帰り先の妊婦健診新生児聴覚検査里帰り先での予防接種対象年齢を過ぎたとき未熟児養育医療産後ケアの申請期限だけの一覧

確認に使った一次情報

よくある疑問

里帰り先で受けた健診は、どこに申請するのですか。

受診日に住民票のあった市区町村です。目黒区は「健診の受診日に住民票が目黒区にあること」を対象の条件として挙げています。里帰り先の市区町村ではありません。

全額が戻りますか。

上限があります。墨田区は妊婦健康診査1回目 11,670円、2〜14回目 5,460円、新生児聴覚検査 3,000円などの上限を示しています(令和8年4月1日以降の受診)。上限額は市区町村ごとに異なります。

いつまでに申請すればよいですか。

目黒区・墨田区は「出産日から1年以内」としています。定期予防接種の費用助成は千代田区が「接種日から1年以内」です。期限は市区町村ごとに異なります。

受診票を使わなかった分は、返さなくてよいのですか。

申請のときに提出を求められます。目黒区・墨田区はどちらも必要書類に「未使用の受診票」を挙げています。捨てないでください。

助産所で受けた分も対象ですか。

市区町村によります。墨田区は「都と契約していない医療機関及び助産所」で自費受診した場合を対象としています。窓口でご確認ください。

出産前後の手続きガイドの記事一覧

一次情報の確認先

本ページの前提となる制度・統計は、以下の公的機関等の公表情報で確認できます。最新の内容は必ず各機関の公式ページでご確認ください。

関連する情報サイト