同じ封筒に入っていても、別の助成として数える
新生児聴覚検査の受診票は、多くの市区町村で妊婦健康診査の受診票と一緒に交付されます。そのため同じ制度だと思われがちですが、助成の上限額は別に決められていて、申請書の欄も別立てになっていることがあります。墨田区は上限を3,000円とし、期限は妊婦健康診査と同じく「出産日から1年以内」としています。
なぜ別に数えるのか
受診票は検査ごとに1枚ずつ発行されています。妊婦健康診査の1回目、2回目、超音波、子宮頸がん、そして新生児聴覚検査。助成はこの1枚ごとに上限が決まっています。だから、妊婦健診の分を申請したから聴覚検査の分も済んだ、ということにはなりません。
目黒区は令和8年4月1日以降の受診について、産婦健康診査と1か月児健診も対象に加えています。つまり「対象になる検査の一覧」自体が年度で変わります。手元の受診票がいつのものかを確認してください。
上限額
受診票ごとの上限額の例(墨田区・令和8年4月1日以降の受診)
| 受診票 | 上限額 | 備考 |
|---|---|---|
| 新生児聴覚検査 | 3,000円 | 生まれた直後の検査 |
| 妊婦健康診査 1回目 | 11,670円 | 初回は項目が多い |
| 妊婦健康診査 2〜14回目 | 5,460円 | 回数分 |
| 妊婦超音波検査 | 5,300円 | — |
| 妊婦子宮頸がん検査 | 3,400円 | — |
出典:墨田区の公表内容(2026年9月10日確認)。上限額・対象となる検査は市区町村ごとに異なります。
検査の実費が上限を超えた分は自己負担です。また、助成の対象は検査の費用であって、その後の精密検査や治療のことではありません。本サイトでは検査結果や医療の内容については扱いません。
自費になる場面
受診票が使えず、いったん自費になる形
- 里帰り先の医療機関で出産した(契約の外)
- 都県外の医療機関で出産した
- 都県と契約していない助産所で出産した
- 受診票の交付前に出産した(早産などで手元に届いていない)
- 受診票を持って行き忘れた
墨田区は対象を「都外医療機関」や「都と契約していない医療機関及び助産所」で自費受診した方としています。「県外だから」ではなく「契約の外だから」で判断されます。
必要な書類
妊婦健診の償還払いと同じ書類で、同時に申請できることが多い形です。墨田区は次を挙げています。
墨田区が挙げている書類
- 親子健康手帳(母子手帳)の該当ページのコピー
- 未使用の受診票
- 振込口座が確認できるもののコピー
- 領収書と明細書のコピー
聴覚検査の領収書は、出産の入院費の領収書に含まれてしまうことがあります。内訳がわかる明細書を必ず受け取ってください。
状況ごとの考え方
里帰り先で出産し、聴覚検査も受けた
入院費の領収書に検査代が含まれている
受診票が届く前に生まれた
再検査を受けた
聴覚検査だけ申請し忘れた
よくある取りこぼし
妊婦健診の分だけ申請して終わりにした
受診票ごとに助成が決まっています。聴覚検査の分は別に数えます。
明細書をもらっていない
入院費に含まれると内訳が示せません。
未使用の受診票を捨てた
必要書類に含まれます。
上限額と実費の差を見落とした
超えた分は自己負担です。
→ 戻るお金の地図/里帰り先の妊婦健診/新生児聴覚検査/里帰り先での予防接種/対象年齢を過ぎたとき/未熟児養育医療/産後ケアの申請/期限だけの一覧
確認に使った一次情報
- 目黒区「里帰り等妊産婦健康診査費用助成について」目黒区 里帰り等妊産婦健康診査費用助成
- 墨田区「妊婦健康診査・新生児聴覚検査費用の一部助成」墨田区 妊婦健康診査・新生児聴覚検査費用助成
- 千代田区「里帰りや長期入院での定期予防接種費用の償還払い制度」千代田区 定期予防接種費用の償還払い
よくある疑問
新生児聴覚検査の助成はいくらですか。
妊婦健診の申請と一緒に出せますか。
いつまでに申請しますか。
検査の結果について知りたいのですが。
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一次情報の確認先
本ページの前提となる制度・統計は、以下の公的機関等の公表情報で確認できます。最新の内容は必ず各機関の公式ページでご確認ください。